今、このタイミングで
ぜひ聴いてほしい講演を貼っておきます。
二十数分ですが、
みっちり濃い内容です。
今後にも役立つでしょう。
http://masuihi.g1.xrea.com/kokugo/onsei/20220303machida-kou/20220303machida-kou.html
作家町田康。パンクロック歌手でもある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BA%E7%94%B0%E5%BA%B7
今宮高校出身の大阪のおっさんです(笑)
が、本質的なことを言うてはります。
キーワードは、
自意識
エッセイと小説
ほんとう
言葉の導き。
ティムオブライエンが、
大阪弁で説明してくれてると思って聴くといいでしょう(笑)
私は、国語教師は書く人でなければならないと
思っています。
書く体験がないと、
書かれていることの声を
捉え損ねるかもしれないな、と思います。
小説を書く人になれ、
というわけでもないですが、
下手くそでも一度書いてみると
わかることがたくさんある。
その経験は
教材研究に間違いなく生きます。
それは
読む側にとどまった状態で、
どうこういうだけではなく、
書く側に身を置いて、
書いているつもりで読む、
ということです。
(みなさんは知らない間に、
これに近いことをしていたと思います)
だから、
国語教室でも
読むと書くは一体にならないといけない。
聞くと話すはセットになっていますが、
読むと書くは別領域のように
扱われています。
それは間違いです。
エッセイを書いたり、
小説を書いたりする経験なしに、
エッセイから小説への
離陸の感覚を捉えることは
困難でしょう。
ほんとうー真実とは何か、
ということの、
字面の定義ではない、
生きた身体感覚としての意味を捉えることも
困難でしょう。
おれがどんなものと闘いながら
書いたのか、
録音を聴きながら考えてみてくれよ。
君たち、
なかなかいい線行ってたぜ。
ゆうべはさ。
ーーティム• オブライエン