国語教育いろいろ

高校、大学の現場での議論のいろいろです

2022-06-24から1日間の記事一覧

俘虜記にある希望

私は兵士ではなかった。 私は一人だったから。 俘虜記にあるこの認識が、 私たちの「希望」です。 ティムは その瞬間、何かがいっぱいになる。 投げるな、という声。 投げるんだ、という声。 私たちは 集団にいるとき、 常にこの二つの声にまとわりつかれて…

私たちはティムであるー学生の感想

以下、学生の感想の一部です。 ---------- 今回授業で扱った「待ち伏せ」と「俘虜記」。その他にも○さんが投稿してくださった「ヒロシマの歌」や「おかあさんの木」など、沢山の戦争文学作品に触れさせていただきました。 後悔や悲しみ。 恐怖や暴力。 殺し…